子育てのイライラ、怒りが消える3つの方法

子育て中に誰もが経験するイライラ、怒り。

朝の支度が遅い。宿題をしないでゲームばかりしている、やりっぱなしで片付けない・・・ついつい声を荒げてしまって自己嫌悪・・・そんな経験はありませんか?              これは「相手に自分が言うことをちゃんと聞いてほしい、やってほしい」という思いからついやってしまいがちなことですが、相手を変えようとするとたいてい失敗します。そこで子育て中の方におすすめのすぐにできる3つの対処法をご紹介します。

1   「ありがたい」を増やす

人の性格はさまざま。おおらかな人もいれば気が短くて怒りっぽい人もいます。怒りっぽい人は周りに対する期待度が高い傾向があります。逆に期待度が低い人は満足と感じる事柄が多いのです。だから怒りをコントロールするには期待度を下げればよいのです。これは言い方を変えると、どんなこともたいてい満足できるということ。つまり、どんなことでも「ありがたいな」と思うようにするということです。                                  例えば宿題もせずに遊んでばかりの子供に対して「遊んでばかりいないで早く宿題やってよ!」と思うか、「今日も元気でいてくれてありがたいな」と思うか。家族が健康でありがたいな、など当たり前のことに感謝できるようになると期待度も下がり、イライラも減ります。気持ちをフラットな状態にしてあげることが大切です。。まずは身の回りの「ありがたい」を探すことに意識を向けてみて下さい。

2   どんなことが起きても「ツイてる!」と思う

子供が反抗期でどうしたらいいのか悩んでいる時、自分の育て方が間違っていたのかなど自分自身に価値がないと思ってしまうことがよくあります。これは自己肯定感が下がってしまっている状態です。「子供が反抗期でも自分自身は変わらない。」と思って「ツイてる!これで子供の自立心もつく。」など、あらゆる事柄に対して「ツイてる!」と言葉にしていってしまうことです。子供が何か失敗した時も「ツイてる!これで経験の幅が広がった。成長のチャンスだ!」と。従来の正しさにとらわれないことがイライラを手放すコツです。

3   自分の気分と子供の言動を切り離す

最後は「自分自身が気分がいい状態になる」アイテムを持っておくこと。一人でカフェでお茶をするのでも、好きな音楽を聴くのでも、好きなドラマをみるでも何でもいいんです。気持ちをフラットな状態にしてあげましょう。特にお母さんの機嫌がいいとそれが家族に伝わり家族が幸せでいることができます。ですから「自分自身が気分がいい状態になるアイテム」に時間やお金をつかうことは無駄ではないのです。

まず大事なのは「自分の意識を変えること」。「そんなに簡単に変えられない」と思うかもしれませんが、いつもの思考や習慣を一つだけ変えるだけでも驚くほど周りの状況は変わります。まずはお母さん自身の自信と安心感の土台を作って、心を癒していくことをおすすめします。